■ セレナをトランポ化するにあたって ■



今回は改めてセレナ(C24型)をトランポ化するにあたって、自分なりに改めてまとめてみました。



基本的にC24型のセレナは大半が3列目は固定式で、2列目は紐を引っ張れば簡単に取り外せます。




写真のように、左側は3列目のシートでとても大きいです。

右側の2列目は、ご覧のように簡単に取り外せます。



仮にシートを外さずに、全て前に押し出してもスペースは皆無に等しいと思います。



ポケバイとかならばこれでも大丈夫だとは思いますが、原付以上のバイクは絶対に無理です。

なので、必然的に3列目は取り外す必要があります。





実際に2列目と3列目のシートを取るとご覧のような状態になります。

ただ、シートを固定する土台がレールに残っています。

バイクを車内に入れる都合上、意外と邪魔になるので取り外しましょう。
(外さなくても搭載は出来ますので、邪魔に思えば外してください)

外し方はレールの端にストッパーがあるので、それを外して土台を引き抜けばOKです。



トランポとして使用し始めた当初は、バイクを乗せる用事が無ければ2列目を取り付けて、

バイクを乗せる際に2列目の2席とも外して部屋に保管してました。



今は亡きYZF-R1ですが、最初はこんな方法で入れてました。


ただこの方法でシートを運ぶには、駐車場から家までの距離が近いならいいのですが、

私のように、マンションに住んでいる(もしくは駐車場から遠い)と持ち運びだけで苦労します・・・


過去から現在にかけて様々なバイクを運びましたが、実は2列目は片方付いていても問題なく車両が入るんですよね。

車両を積み込むのは殆んど1台ですし、普段は通勤車と大人数を乗せる事も無いので、

常時2列目の左側は付けて、2列目の右側と3列目のシートは家に保管してます。







という事で試行錯誤の結果、現在の積み込む状態はご覧の通りに落ち着きました。


車両の乗る場所には、ホームセンターに売っている正方形にカットされたカーペットを上手く車体側の形に合わせて切ってます。

この車両の特徴で、カーペットの直ぐ下にエアコンの通り道となるダクトがあるんです。

なので、何かしら敷いておかないとエアコンのダクトに負荷がかかり、最悪穴が開きますのでご注意を。

まぁ、本来は木の板がいいんでしょうが、使い勝手を考えて少し厚めのカーペットにしました。





2列目の右側はこのようにしてます。

土台もこの位置に動かしておけば、車両の台仕入れに差し支えはありません。



そして、車内にバイクを入れていきますが、ラダーレールはベロタイプでなく、フックタイプを使っています。

元々セレナに使うために買ったのではなかったのですが、どちらのタイプでも問題ないと思います。





実際に車両を入れるとこのような感じです。




固定方法はシートレールにタイダウンのフックを引っ掛けて、左右の手すりにクロスさせて固定してます。

ここでのポイントはクロスさせる事と、シートレールの引っ掛けた場所より前方の手すりに引っ掛け、

車体を前に押し出すような形で固定します。


こうすることにより、バイクを直立させてスペースの有効活用をしつつ、

タイダウンをクロスさせて、タンクにもしっかり密着して前に力が掛かる形で固定。

そのおかげで、一石二鳥どころではなく4鳥位に跳ね上がります!!




手すりに引っ掛ける際も、ただ引っ掛けるだけだと運転中に動いてしまうので、

手すりを固定している場所に引っ掛け、タイダウンを動かないようにします。




更にタイダウンの余った紐も、アジャスター直後で縛ってあげれば緩んでしまうこともありません。





反対側はこんな感じです。



実際これだけでも殆んど固定はOKですが、運転中にバイクが倒れてしまうのも嫌なので、更に固定します。





後輪にチョーク代わりとしてハンマーを差込み、後ろへ移動しないようにします。
(本当は車用のゴム製のチョークがいいのですが・・・)





更に前輪には運転席の土台に上手くタイダウンを固定させておきます。


以上で、前後左右に対して完全な固定が出来たと言えるでしょう。

実際に結構な力で車体を揺らしてもビクともしません!!





そしてツナギやヘルメット等の荷物も、左の手すり部分に引っ掛けて内部の空間を有効に使っています。





そしてラダーレールをしまうのですが、



運良く、折りたたむと2列目の後ろから最後部までが同じくらいなので、このように置いてます。

で、そのラダ-レールの上に工具箱等を置き、ちょっとやそっとじゃ動かないようにします。





写真の状態は美しくないですが、今はもう少し綺麗に収まってます。





後ろから見渡すと、ご覧のような状態でスッキリと収まっています。

一応この状態で、以下の車両はOKでした。

03年式 YZF-R1
04年式 GSX-R1000
90年式 NSR250R
93年式 CBR250RR
90年式 NSR50

ただ、1000cc近くの車両になると、運転席をフルに後ろへ移動すると後ろのドアが閉まらなくなります。

なので、全長が大きい車両は若干シートを前に移動しましょう。

自分のような身長(188cm)がある人には少し窮屈かもしれませんね。



一応左右の隙間を見るとこんな感じです。



右側は結構余裕がありますね。





左側は少しギリギリかも知れません。

ですが2列目の左側ですが、十分に機能しますよ。



このように、ゆったりと座れるので3人でサーキットに行くのも可能です。



一応この方法は、同様のミニバンでも似た方法で出来ると思いますので、

少しでもご参考になればと思います。






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