■ 色褪せたプラスチックの補修 ■
今回はタイトルの通り、色褪せてしまったプラスチックを補修してみようと思います。
なんせNSR250Rも販売してから既に17年程(MC21型)・・・各部の痛みも激しいです。
で、本当は部品ごと取り替えようと思いましたが、意外と部品が高い!!
なので、用品屋さんでよく見るプラスチック補修の溶剤を試してみることにしました。
今回使用したのはG'ZOX製の光沢復活剤です。
似た製品でWAKO'sからも出ていますが、入手しやすさを考えこちらにしました。
この溶剤はラインナップ上2種類存在し、30ml(3500円)と8ml(1100円)の2つです。
他の使用した方のサイトを見ると、容量はそんなに多くなくても塗り伸ばせるので、今回は8mlを購入しました。
中身を空けると、写真のスポンジと小さな溶剤のみ・・・
これだけで果たして足りるのでしょうか?
今回この溶剤を使用する相手はこちら。
ハンドルのスイッチと、エアクリーナボックスです。
これまた年式相応に色褪せていて、実験には最適です。
まず説明書を見ると、塗布する面の油分を落として下さいとの事。
もし水を使用したら、水分がなくなるまでしっかり乾燥させるようです。
そしてキッチリ拭きつつ乾燥させたら溶剤を塗りこみます。
塗る際も溶剤を出し惜しみせずしっかり塗りこまないと、ムラになるようです。
意外と塗りやすいと言うか、塗った部分がハッキリと分かるので初めての方でも分かりやすいでしょう。
そして塗り上げたのがこちら。
写真の写り方もありますが、確かに光沢が増して色がハッキリとしています。
説明書によると、この後ざっと乾拭きしてそのまま24時間放置し乾燥させるようです。
その後3〜4日経つと完全に乾燥が終了となります。
こちらが3日ほど経過した部品。
分かりにくいので写真を並べてみます。
左が施工前で、右が施工後。
写真の写す角度の違いもありますが、確かに光沢は戻っています。
ですが、あくまで少し戻った程度なので、商品の箱に記載してある程の効果は感じませんでした。
そう考えると、もう1〜2回施工してあげればより艶の増した光沢になるとは思います。
総合的な評価ですが、やらないよりはましという程度だと思います。
あまり過剰な期待をするのもあれですし・・・
ですが、プラスチックが色褪せる前や、少しの劣化した状態なら良い状態を保てると思います。
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