■ レギュレートレクチファイヤの交換 ■
レギュレートレクチファイヤ、つまりは電気の整流器です。
NSR250Rはこの部品がよく壊れるらしく、壊れるとバッテリーも同時に死んでしまうようです。
左が古いタイプで、右が新しいタイプです。
ちなみにパーツナンバーはこちらです。
とは言っても、昔と同じパーツナンバーなので注文すれば新しいタイプが来ます。
ちなみに、パーツリストには「9500円」と書いていましたが、
先日エムズで購入したら「5250円」でした。
う〜む、どっちが正しいのだろう・・・
そんな訳で作業にかかります。
まずタンクとエアクリーナボックスを外します。
そうすると、このように姿をあらわします。
この位置でボルトを取ります。
しかし、コネクターが非常に硬いので本体を移動させます。
コネクタを付けたままの状態で、リヤサスとフェンダーの隙間から下に押し出します。
すると図のように出せますので、コネクタが抜けやすくなります。
写真は既にコネクタを外し終えたところです。
そうしましたら、新しい本体を取り付けて隙間から入れ元に戻します。
という感じで取り付けました。
その後は、テスターを用意してバッテリーを計測します。
ここで注意するのが、アナログのテスターの場合です。
テスターを車体に置いて回転数を上げると、振動によって異常な値を示してしまいますので、
アナログテスターで計測する場合は、厚めのタオルを引くか手で持ちましょう。
計測範囲はマニュアルだと、5000回転で13.5〜15.5Vの範囲に入っていればOKです。
こういった場所はいきなり壊れてしまうので、古いタイプが付いている場合は早めに交換しましょう。
さらに今年の1月にもホンダの純正部品の価格も上がったので、早期実施が好ましいです。
出先で壊れるのは最悪ですからね。
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