■ 簡易的な混合仕様  ■



先日のサーキット走行の際に、オイルポンプのソレノイドが抜け落ちたために、

一時的ではありますが、オイルポンプやオイルタンクを取り外し混合仕様にすることしました。




とりあえず今回は混合仕様にするにあたり、必要な箇所だけ紹介します。



まず普通は混合仕様をするにあたり、ホンダやHRCから出ているメクラ栓を購入しないといけません。

私はとあるお店でメクラのセットを購入したのですが、その内容はこちら。


91201-NH3-003 1個 オイルポンプのメクラ HRC製
96205-03005 2個 キャブオイルホースのメクラ? HRC製
90807-NKD-940 1個 オイルポンプ付近の大きい穴用のメクラ  HRC製
90871-733-033 1個 キックスタータのメクラ ホンダ製
96205-12012 2個 インテークチャンバのメクラ ホンダ製
96205-04005 2個 不明 ホンダ製


と、以上のような品番になるのですが、主に使用するのは表の通りだと思います。(あくまで予想)

私も説明書を持っていなく、買った先では商品しか届かなかったので詳細は不明です。



で、折角購入をしたのですが、これらのメクラを使うと外すのが非常に困難になります。

特にオイルポンプにメクラをする金属のコーンタイプは、クランクケースを全て外し裏から取らないといけない程です。

さすがに完全なレーサー仕様にする訳ではないので、私はこの商品を使うのをやめました。



で、どうやって混合仕様にしたかご紹介します。

まずキャブレターに繋がるオイルホースを処置します。



このように伸びているホースを




カットして、先にスクリューをねじ込みます。




そうしたら元に戻して完成。

これでキャブレター側の処置は完了。


後はオイルポンプ側です。




既にポンプを取った後ですが、「○」の箇所は年式により違います。

確か90年式は無く、91年式〜は写真のようなオイル通路が存在します。


更に私の場合はオイル通路に先程のメクラが既にしてあり、90年式用のオイルポンプが付いていました。

かなりややこしい話ですね(−−;)


で、わざわざメクラを取ろうとも思わないので、ポンプの軸のみメクラをします。

先程のメクラキットだと、この箇所はゴムキャップで塞ぎます。

ですが一度入れると取りにくくなるのでパス。

その代わりに簡易的な蓋を作ることにしました。




このように大まかな形をトレースしていき、




このようなアルミのプレートを作りました。


アルミの板はホームセンターで売っていますし、アルミは柔らかいので加工も楽です。

そしてこのように蓋をします。



ただ乗せるだけではギアオイルが漏れてくるので、液体ガスケットを薄く塗布しました。


後は不必要になったオイルタンク等を取り外し終了です。



この状態でサーキットを走行しましたが、特に問題もありませんでした。


ちなみにエアクリーナやインテークチャンバーはついたままで、混合の比率は30対1です。


そして走行後のプラグの状態です。



若干濃い目な気がしますが、運転していても特に問題は感じませんでした。



サーキットを走行するのに、一時的に混合仕様にする方にはお勧めな方法だと思います。



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