■ ピストンヘッド&シリンダヘッド 確認・清掃 ■
腰上をオーバーホールしてから、かれこれサーキットを結構走行したので点検してみようと思いました。
サーキット走行中シフトミスで思い切りレブさせたりしたので、ちょっと心配だったわけです。
さすがにピストン周りを交換して300kmも走行していないのに、また交換してしまうのは気が引けました。
早速ヘッドを外しました。
こちらはフロントバンク。やけに厚いカーボンの層が出来ています。
こちらはリアバンクのピストンヘッドです。
リアは比較的カーボンが少ないですね。
というよりも、普通はこの位だと思うのですが・・・
それぞれのシリンダヘッドです。
やはり左のフロントバンク用はカーボンが多いですね。
ちなみに私は分離給油で走行しています。
一応サーキットを走行する際は、焼きつき防止をふまえてガソリンタンクにもオイルを入れています。
そのせいでカーボンが多く付着しているのだと思いますが、なぜフロントバンクだけ?
う〜む、謎です。
この辺りはしっかり考えて対策を取らないといけないですね。
では、確認も終わったので清掃を行っていきます。
ですが普通に拭いただけでは取れないのでこちらを使用しました。
業務用のスコッチブライトです。
いくつか種類があるのですが、生地がいくらか柔らかいのを選べば相手を傷つけることなく清掃できます。
さらにCRC等の潤滑油を染み込ませれば、効果は更に高くなります。
綺麗になったヘッド達です。
フロントバンクです。
写真を見てから気づいたのですが、ふちに微妙にカーボンが残っていますね・・・失敗。
リアバンクです。
シリンダヘッドです。
細かい部分は精密ドライバーで地道に掃除しました。
ついでなので、シリンダも確認。
フロントバンク
リアバンク
リアバンクの中央にあるのは汚れです。
しかし、細い縦傷は昔からの傷です・・・
さて、このピストン達はいつまで持つのでしょうか?
できれば交換したいところですが、経済的にも厳しいので秋頃にでも交換します。
さぁ、これでスッキリと走行できますね!!
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