初走りと車体の慣らし


ようやく2008年になって走行することが出来ました。

本来なら1月の下旬には走行しているはずでしたが、雪によって泣く泣く変更する事に・・・



それと前回の走行を終えてからNSRの車体も各部を整備していました。

ざっとですが、行った内容はこちら。

■エンジン関係
 シリンダ分解&清掃
 ピストン関係交換
 RCバルブカーボン除去&全開調整
 RCバルブサーボモーター点検&分解&清掃
■キャブレター関係
 キャブレター分解&清掃
 キャブレターガスケット交換
 ジェットニードル・ニードルジェット交換
 リードバルブガスケット交換
 Y字ジョイント・十字ジョイント点検清掃
■クラッチ関係
 クラッチスプリング交換(RS250R用)
 クラッチ各ディスク点検&清掃
■サスペンション関係
 フロントフォーク分解&清掃
 オイルシール・ダストシール・スライドメタル交換
 リアサスペンションリンク清掃&給油
■操作関係
 ステアリングステム点検&清掃&給油
 全ワイヤー給油
 全可動部グリスアップ
■ブレーキ関係
 ブレーキフルード交換
 前後ブレーキキャリパ清掃
■その他
 チェーン完全清掃&給油
 エンジン周り洗油
 チャンバーブッシュ交換

大まかにですが、このような状態です。

特に、ピストンを交換したので少しずつ慣らしを行わないといけないのもあり、今回はトミンの走行になりました。





少しバイクの内容とは違いますが、トミンへ向かう途中に霞ヶ浦を越える橋があるのですが綺麗な景色でした。



思わず撮った一枚です。

ちなみに場所は↓です。



晴れた日は眺めが良いですよ!!




良い景色を眺めながらトミンに到着。



ここへ来るのも数ヶ月ぶりになってしまいました。


この日は台数的には7〜8台でしょうか、いつも通りの光景ですね。

しかしながら600ccを超える車両が多いのと、タイヤウォーマーの装着率が高く感じました。

今まであまりトミンでタイヤウォーマーを持ち出す人は見かけませんでしたが、

ここ最近では本気モードの方が多い気がします。
(のんびりムードがトミンの特徴なんですよね)





車体も準備完了。

早速走行を始めました。



今回は車体整備の他にもツナギを新しくしました。

詳細はブログを見て頂くこととして、セクレーテール製のツナギは歌い文句の通り最初から動きやすく作られています。

なので、なんの違和感も無く走行を始められました。




そして、ある程度周回して思ったのは、フロントフォークを分解して油面を変更したからか、

それともピストンを交換してパワーが上がったからなのかは分かりませんが、

直線区間でアクセルを全開にして走行をするとフロントフォークの接地感が全く無いです。

それだけならまだしも、加速中にハンドルが切れ込みやすくなってしまい、2速全開の際にハンドルがフルロックの位置まで動きました。

さすがに100km/h近くのスピードでは恐怖でしかないですね。


対策としてもステアリングダンパーを付けるか、前後のサスペンションの車高を替えるしかありません。

個人的にステアリングダンパーは嫌いなので、フロントを突き出すかリヤを上げるしかなさそうです。
(ステダンを付けるとセルフステアが妨げられる気がして・・・)

今回はとりあえずそのままにし、これは後日対策しようと思います。




さらに次の問題としてクラッチです。

先日強化クラッチスプリングとしてRS250Rのスプリングに交換しました。

シフトアップする際は、正に「スパッ」と繋がり好感触でしたが、問題はシフトダウンです。

繋がりが良すぎるせいで、シフトダウンをしてクラッチをラフに繋げるとリアが暴れます。


今までの純正スプリングでは感じませんでしたが、今回から顕著に見受けられました。

その為にシフトダウンする時はゆっくりというか、様子を見ながらクラッチを繋げてバックトルクを逃がしてあげないといけません。

そしてクラッチレバーが重くなったのもあり、左手が疲れます。


果たして慣れだけで済む問題なのかは分かりませんが、もう少しじっくり使ってみようと思います。




ここで一旦カウルを外して車体の様子を見ると、冷却水が若干漏れていました。



このホースの付け根から「ポタリポタリ」と垂れていました。

今の段階でクランプは結構強く締まっているので、これ以上締めるとホースが千切れそうです。

かといって、そのまま放置するわけにもいかず、ほんの少し増し締めしました。

後日新品に交換したいと思います。




車体も他はOKのようで、色々試行錯誤しながら走行するも気温と減ったタイヤのおかげでコーナリングがスムーズに行きません。

少しでも無理をすると転倒しそうなので、軽くセーブしながらでないと怖かったです。

そんなのが頭に入ってくるせいで、アウトにもはらんだり、地面のちょっとしたギャップに乗るだけでリアが暴れますね。

折角車体の各部を整備したのに、タイヤが悪いんでは意味が無い・・・

なんで交換しなかったのかと激しく後悔しました。




そんなこんなで約130周ほどし、ベストはこちら。



なんともお粗末な結果だことで。

あまりにもタイムが退化し過ぎてます!!



ここで隣に車を止めていたGSX-Rのレーサーに乗られている方と少し話しまして、

その方はかの有名な梨本塾に通っている方のようで、その梨本塾長曰く今の時期は29秒でも問題は無いとのこと。

これ以上のタイムアップを試みても危険なだけで、暖かい時期になれば激変するようです。


う〜む、とは言えその梨本塾でも今の時期に27秒台を出している人は居る訳ですし、

「じゃあ今は29秒でいいんだ」と思っていたら成長しないと思います。

個人的に何か理由を付けて現状で満足するのは嫌いなんですよね。

とりあえず今はタイヤを新しくして、現在のベストを更新し28秒に入れることでしょうか。

転んだら転んだでしょうがないです。




とりあえず、今回の結果が悔しかったのでまたトミンを走行しようと思います。




メモ

タイヤ使用時間、約65分。

合計約12時間使用。(他ツーリング200km程使用)



フロント




リア


若干スリップサインが繋がり始めました。

今回でおさらばします。




次回につづく。




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