■ 耐久レースへの序章 ■
ブログを読まれていない方は「いきなりなんだ!!」と、思うかもしれませんが、
実は今度の7月5日に、日光サーキットにおいて耐久レースへ参加することになりました。
その耐久レースとは、日光チャレンジロード・Tweeter25クラスというものでして、2時間かけて日光サーキットを走破します!!
基本的に80年代の4スト250ccのみの参加です。
その中でもルールが面白くて、以下の場合総合周回数より増減されます。
男女混成チーム | ±0周 |
男性のみチーム | −10周 |
女性のみチーム+高年式車両 | ±0周 |
男女混成チーム+高年式車両 | −10周 |
男性のみチーム+高年式車両 | −20周 |
卒業ライダー | −5周 |
上記の中で高年式とは、90年式以降の車両でして、卒業ライダーとはタイムが44秒台に入った方です。
きっかけとしては、2年前だか3年前に今回のレースに知り合いが出るので見に行ったのが始まりです。
去年も応援しに行きましたが、今年になってお誘いの声を頂きました。
車両は馬力が規制後のCBR250RRで、オーナーが女性となります。
なので、自分が参加予定のチームは男女混成チームで高年式バイクになるので、−10周になる予定です。
そうしたら早速練習したいところでしたが、オーナー曰く去年から動かしていない状態なので見て欲しいとの事。
自分もバイク整備は好き(昔はヤマハで働いてました)なので、快く引き受けました。
詳細はブログにてご報告していますので、そちらでご確認ください。
その1
その2
その3
その4
その5
本当ならホームページのコンテンツとしても出来るほどの内容ですが、私自身の車両ではないので控えさせていただきます。
その5を見てしまうと、今回の走行について書いちゃっていますが、改めてご報告したいと思います。
車体の整備としてはエンジン本体を開ける以外は大抵のことは行ったので、安心ではあるものの、
レブリミットが18.000回転と、超高回転型のエンジンなのでちょっと心配です。
今日は整備が終わってからの試走ということであったので、極力CBRに慣れることを目標にしました。
自分の中ではNSRと同じ250ccですし、そう大差は無いだろうと思っていましたがとんでもない!!
やはり、2サイクルと4サイクルでは全く乗り味が異なりますね。
さらには開発激戦区であったNSRは、車両の各場所にバブリーなパーツが付いているのに対して、このCBRは結構貧弱な装備です。
普通に考えて250ccクラスであれば、このCBRの装備が妥当なんですけどね。
まず、フロントブレーキはNSRの対向4ポッドに対して、CBRは片側2ポッド。
だからと言って、全然効かないわけではないのですが、NSRに慣れすぎていて戸惑いました。
フロントフォークは全く調整出来ないタイプでして、リアはかろうじてプリロードのみ調整可能。
コーナリング時の挙動を安定させるために、色々試してなんとか落ち着きました。
しかし、ノーマルのフロントフォークは少し硬いようで、少し扱いにくく感じました。
もし調整するなら、油面や突き出しくらいしかできないですが・・・
あとはアクセルが全開にしにくいです。
ハイスロを入れないと、これでもかって位に捻らないと全開にできません。
それと難しいのがコーナリングです。
いつもの2スト感覚で進入していくと、予想以上にエンブレが効いて失速します。
そうならない為には、より高い回転域で旋回し始めないとダメなんですね・・・
一応レブが18.000回転ではあるものの、マニュアルでの最高出力値が出るのは14.500回転だそうです。
なので、14.000位を目安にシフトアップしていきましたが、あえて18.000回転近くを使うのが良いのかも知れません。
この辺りは次回試してみようと思ってます。
やっぱり、14.000回転じゃダメっぽいですね。
とりあえず、動画の後半に出た30秒3が今回のベストです。
しかしながら30秒切りが出来ないとは悔しい・・・
とは言え、お借りしている車両なので無茶は出来ません。
あとは、リアタイヤが純正の「140」ではなく「150」を履いているせいか、端まで使えてません。
ハイグリップタイヤに「140」のサイズがなくて仕方なく入れていますが、もしラインナップとしてあれば丁度良いかも。
さてさて、レースまでどうなるのでしょうか!?
いつもの番外編としてお楽しみください!!
メモ
タイヤ使用時間、約30分。
合計約30分使用。
フロント
リア
消しゴムのカス見たいのが出ていないです。
パイロットパワーもそうですが、最近の中間位置のタイヤはこんな感じですね。
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