富士BS走行会



まず、BS走行会とは何というとこから。

BSのラジアルタイヤ(バトラックス)を履いている人なら誰でも参加できます。

何よりも走行料金が無料です!!

今回の富士なら通常30分は5千円。

それが今回30分×2回

つまり1万円分が浮くわけなんです。

サービスしすぎですよBSさん!!


ちなみにこのBS走行会の始まりは、

もっと多くの人にBSタイヤを知ってもらう為みたいです。

本当に太っ腹!!



今回うなぎぱいさんのご好意により、参加する事が出来ました。

一応ショップの名前でエントリーしてます。



さらに、今回から初めて西部のサーキットに進出しました。

今まで幾度東北地方のサーキットでしたが、

ついに、超ロングコースにデビューです!!



こんなレイアウトです。

メインストレートがとてつもなく長いです!!

軽く6速全開になりますし、

高速区間が多いため3速4速は当り前。

アベレージスピードは150km/hを軽く超しそうです。(ひぇ〜)





サーキットのある静岡はほとんど行った事がないため、

時間の予測も全然つきませんでした。

6時にうなぱいさんと待ち合わせをしていたのですが、

1時間も早く着いちゃいました。

しばらくしてうなぱいさんに電話をすると




「もう着いて中で食事してますよ」と、




。 。
  \\
    エ━━━━━━( Д ; )━━━━━━!!!




いつの間に・・・恐るべしです・・・


そして一路富士スピードウェイへ。

んで、着きました。



ちょっと路面が濡れてますけど、すぐに乾くでしょう。

んで、ちょっと上って中に入ると、



富士山が目の前に!!

朝焼けできれいですね。


って、そんな事より




広すぎ!!!!!




ピットの端がかすんで見えるほど・・・

スケールが違い過ぎる。

今まで最高の広さのエビスなんて全然目じゃない!!

さすが全日本レベルのサーキット。



1コーナーからの立ち上がりのコース



ヘアピンコーナー



メインストレート

先が全然見えません(汗)



そうこうしている間に、受付と車検が始まり無事にパス。



後ろのバイクは、うなぱいさんのCBR600RRです。

そしてブリーフィングが始まりました。



人数が多いのもさることながら、施設が凄い!!

さすが世界のトヨタ。気合が入ってますね♪


今回有名な方も来ています。

全日本で走っている
・鶴田竜二 選手
・戸田隆 選手
・沼田憲保 選手

他にはライディングスポーツの編集長がいらっしゃいました。

本当に豪華ですね〜!!

ブリーフィングでは、

豪華にも全日本ライダーによる旗の説明。



場内は真剣な雰囲気が立ち込めます。

しかし、戸田選手(中央)の一言により室内に笑いが!!

おちゃめな方ですね♪



ブリーフィングが終わり、ピットに戻る。


自分の番までまだ大分時間があったので、ちょっと見学。

しかし、見始めたとたんにライダー転倒!!

速度も速いから、転倒しても遠くまで滑っていきます・・・

いやぁ〜!!恐い!!


よく考えたら、R1での晴れの日の走行は4月のエビス以来ですよ(ヤバ)

体は覚えてるかな?

そしてメインストレートに見に行くと、

弾丸と化したバイクが沢山!!

これが300km/hの世界なんですね・・・

エビスのストレートの凄さが、かすんでしまいます(汗)



足がすくんでしまいそうになりましたが、

自分のクラスはそんなに速い人はいないだろうと思いました。

(しかし、それは大きな間違いでした)



一足先にうなぱいさんが走行を開始しました。

転倒後、久し振りのCBRだそうで今回は感覚のリハビリもかねての1本目だそうです。



コースインして直ぐのひとコマ。

緊張されているのがわかりますよ〜。

結果はベストの14秒落ち!?

頑張って下さい〜!!






時間はあっという間に過ぎ、自分の出番。

いきなりアタックなんて無理なんで

コースをとりあえず完璧に覚えようかと。

んで、1回目だけノーマルECUに戻して、スピードメーターを復活させます!!

なんでかって言ったら、ストレートで何km/hでるか見たいだけです。

今まで200Km/h以上出した事がないので、

未体験ゾーンを目と肌で感じようかと♪



そして、コースイン!!

「よ〜し、行くぞ!!」

「ん?」



「いったい、どこを走ればいいの!!??」



全然分かんないですよ。

フラフラしちゃってます(笑)


前半の高速コーナーにビビリまくり、

シケインでもヨロヨロ・・・

メインストレートでは




「うおぉぉぉぉぉ!!!!恐い!!!!」



メーター速度は230km/h(なってない・・・)


伏せた体を起こすと




「うはぁぁぁ!!すっ飛ばされる!!」


ゆっくり起こさないと、本当にバイクから放されます!!

めちゃくちゃ恐いですよ・・・



カウルのありがたみが初めて体感できました。


全然ダメ走りです。

最後には260km/hまで出ましたが、

それでも、ちびりそうです(恥ず!!)



あっという間に1回目終了。



「・・・」



呆然



魂が抜けそうです(うひゃ)

ロングコースの恐さを思い知りました。

同じクラスの人も速い人ばかり。

泣きそう・・・



とりあえず課題

・ブレ-キングの見極めがつかない
・広すぎてラインどりが分からない
・やっぱハイスロ必要。回しきれない
・自分にBT-002は必要なし
・ストレートで6速で吹けきらない

上げたらきりがないけど、とりあえずこんなとこで。


タイヤも微妙



コーナーでアクセルを開けきれてないから、

タイヤがとぅるんとぅるん(笑)

リヤのコンパウンドはハードですけど、そこまで違和感はなかったと思います。

自分には宝の持ち腐れ・・・

次回は1コ下のを買います。



2回目の順番待ちの間、

考えたり、人の走りを見ても結局よく分からないので

今回は楽しめればいいや的な考えになってきました。(オイオイ)

やっぱR1にてんで乗れてません。

まぁ、一応やるだけやってみようと

1コーナーのブレ-キングを奥までこらえてみる事にしました。
(1回目では早すぎて、アクセルをまた開けてる始末)

でも、これって心臓が飛び出るほど恐いですよ・・・

動画じゃ大した事無く見えてしまうんですけど。



なんだか、考えるだけ無駄な気がしているうちに時間となる。

1回目でコースは覚えたので、

アクセルをいつもより大きく開けるよう心がけて

ブレ-キングポイントを自分なりに見つけていきました。

メインストレートに関しては、

ECUをSUGOキットにしたので表示はされなくなりましたが、

回転数を見る限り、さっきよりは良くなっている。

な〜んだ、いいじゃんいいじゃん!!

なんて思いながら、アクセル全開でメインストレートに差し掛かると

こっちはアクセル全開なのに、プラス30km/h以上であっさり抜かされる。

なんで?

最終コーナーの立ち上がり失敗?

ファイナルセッティング?

今の自分には何がなんだか理解できません・・・

結局ベストタイムは2分10秒位。

まぁ、激遅でしょう!!

もしいいわけするなら、途中集団がいてクリアラップがとれなかったことです。
(多分クリアでもタイムは2分8秒がいいトコだと思う)

バイクに「たられば」はないのでこれ以上は言いません。
(〜だったら、〜であれば等)



って感じに、すっきりしないまま走行終了になりました。

これで、ますます課題が増えました。(汗)


んで、2回目直後のタイヤ



1回目よりはしわが多くなってる?

それとも気温が高くなったせい?

練習あるのみ。



走行会も午前中で終わりなので、せっせこ車にR1を積み込みます。

積み終わった所で、ふと目をやると


(沼田さんがカメラ目線!!ドキドキ!!)

全日本ライダーとの対話式講習会が行なわれていました。

つまり、自分の質問に答えてくれるってことです。

途中から参加したので最初の内容はわかりませんが、

これがまた内容が濃い!!

こんな事なら最初から参加したかった。

質問:効率の良いタイムアップ方法(だったかな?)
答え:仮にブレ-キングだとしたら、手前から少しずつ奥に移すのではなく、
    限界まで我慢し、もし失敗したらそこから手前に移す方がいい。
    最初のように、少しずつ奥に移すのは中々できるものではない。
    1度失敗してコースアウトすれば、そこはもうダメだと分かっているから、
    ブレ-キングを手前に移すのは用意にできる。
    その為、コースアウトした人は逆に頑張った証。
質問:ヘアピンの立ち上がりについて(多分)(色々解説した後、下の回答を)
答え:30分の走行枠で、最後の辺りに最速ラップがでるのはよくない。
    全部の周を攻めるのではなく、
    自分で早目に「この周にタイムアタックだ」と決める。
    早目にすると、残りの時間で先ほどのアタックを考える余裕も生まれる。
    流している時に色々な事を試して、仮にタイムが遅くても後にトータル的に
    タイムは上がり良くなっていく。
質問:ミニバイクは練習していると大型でも上手くなるか(うなぱいさんの質問)
回答:メインのバイクが大型の場合、車重や加速感も違う。
    よって効率の良い方法とは言えない。
    ポールを立てて、ビッグバイクで8の字を練習を毎日する方がまだいい。
    しかし、全く悪いわけではなくビックバイクではできない事を挑戦し
    色々な事を経験する事により、自分の引き出しの数が増える。
    よって、結果的に上達する。
    つまりは、沢山バイクに乗る事。  

目からうろこです。

こんな事思いもしませんでした。

結構長い時間お話していましたが、あっという間な感じでした。

やばい!!凄く参考になりました!!



こんな話を聞いたものだから、

今年でR1最後って思っていたのに、乗りたくなってきたじゃないですか!!

もちろんNSR50も乗りますよ♪



今回の走行で、多くのことを学びました。

ある程度、度胸も必要ですがきっちり加速し、きっちり減速。

当り前のことですが、これが出来てないんです。

ロングコースの練習は難しいかも知れませんが、

少し、また少しと弱点を克服したいと思います。



本当にBS走行会に呼んで頂いたうなぱいさんに感謝です。



最後に、文章が長くなりましたが最後まで読んで頂き有り難うございました。

皆さんに少しでも参考になればと思っています。

それでは、また富士を走れるのを誓い後にする。





おまけ


せっかく静岡まできたのでお土産購入!!


笑!!




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